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今週はWIZZARDの代表的アイテムでもある LAYERED PANTS のルーツとは?『 LAYERED PANTS』について少しご紹介をしたいと思います。 WIZZARDの定番アイテムでもある LAYERED PANTSですが、誕生までのお話を少しだけさせていたいと思います。そもそもLAYERED PANTSを作ったきっかけになったのは2007年の新型パンツを企画している時でした。当時オフィスでよくかけて聴いていた音楽が 90'sの ALTERNATIVE ROCKだったり00’s ELECTRO MUSICでした。その為か、まず最初に頭の中に浮かんだスタイルの中にはグランジやオルタナティブロックシーンのミュージシャンやストリートファッションでした。自由かつラフな発想に憧れよく真似をしていたスタイルでもあったショーツの下にスウェットパンツやサーマルをレイヤーさせて着るスタイルです。それと同時に企画当時はTECHNOやELECTRO MUSIC のイベントやレイブパーティにもよく足を運んでいたこともあり街であろうと野外パーティであろうと、どんなシーンでも共通して履いていける、そして更に『スタイリッシュである』という物を作くろう!というコンセプトからLAYERED PANTSの作成を始めました。そして今現在も2007年の誕生から改良、アップデートを重ね作り続けているパンツになります。 90'sのグランジやオルタナティブロックシーンのミュージシャンやストリートファッションが、LAYERED PANTSの作成にどのように影響していたか、もう少しだけお話してみたいと思います。...

皆様、いつもWIZZARD OFFICIAL ONLINE STORE をご利用頂きありがとうございます。11月に入り気温も徐々に下がり、秋から冬への気配を感じ始めています。個人的には暑い夏もいいですが、コートを着れる冬はまた違う楽しさを感じます。 さて今日はWIZZARDでここ数シーズン展開をしている TIELOCKEN COATはいったいどんなコートなのか?『TIELOCKEN COAT』のについて少しご紹介をしたいと思います。 『TIELOCKEN COAT』トレンチコートの原型とも言われる タイロッケンコートは1910年にバーバリー社がイギリス軍用に開発したもので「タイ(帯)でロックして着る」仕様から「タイロッケン」と呼ばれるようになったコートです。ちなみにトレンチコートはこのタイロッケンコートをベースとして兵士の体全体を覆い雨の侵入を防ぐ衣服として改良を重ねられたコートです。 WIZZARDでも今まで色々とコートは製作してきました。 2020年AWをデザインする際、ブランドとして次なるコートの提案を思索しました。 チェスターコート、ステンカラーコートやモッズコート、色々あるコート中でもWIZZARDとしては今までに展開をしてこなかったデザインでトライしてみたいと考え、トレンチコートをベースにしたデザインをしていました。きっかけはトレンチコートの歴史を辿っている時でした。『 TIELOCKEN COAT』の存在に出会ったのです。タイロッケンコートはディテールと付属の多いトレンチコートと違って、ベルトのみで着るというガウン的な要素のある「シンプルな構造の面白さ」がとても魅力的でした。そこにオリジナルのデザイン要素としてトレンチコート等に見られるアンブレラヨークを前後につけ、ウェストをベルトで縛って着た際に立体感が際立つようにデザインしました。襟周りには着脱可能な防寒用チンストラップや内ポケットのAirPodsポケットを配置。都市生活を意識したWIZZARDらしい仕様だと言えます。 今ではWIZZARDとしての開発、アップデートを繰り返しながら数シーズン通して展開をしている愛着のあるコートになっています。皆様も是非機会があれば、一度袖を通していただければと思っております。