WIZZARD LINER NOTES VOL.5 『 MADE  IN  UK 』<B面>

WIZZARD LINER NOTES VOL.5 『 MADE IN UK 』<B面>

皆様いつもWIZZARD LINER NOTES をお読み頂きありがとうございます!

今回のVOL.5は『MADEINUK』と題しまして、僕のUKカルチャーとの出会いやエピソードなどを少しだけお話をさせて頂ければと思います。
しばらくお付き合い宜しくお願い致します!

皆さんはUK(United Kingdom)とEnglandとの違いご存知ですか?
これ、意外にいきなり聞かれると一瞬

ん?あれ?えっとえ〜っとあれ、あれでしょ!あれ。

的に、なりがちじゃないですか?笑
自分もどちらかと言えばそっち派でしたが。笑
そうなんですよ、意外とわかりづらいこの UK (United Kingdom)とEnglandとの違い。
今回なぜEngland ではなくUKなのかと言いますと、UKにはイングランドのロンドン、マンチェスターやスコットランドのグラスゴーなどが含まれ(UK=イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランの連合王国を指していてます。)そこにある音楽、ファッション、カルチャーから影響と刺激をもらったからです。

そしてまずUKカルチャーの中でも僕が最初に影響を受けたのがロンドンのミュージシャンやバンド達でした。
僕の家は毎日朝から必ずFMラジオがかかっている家庭で、それもあって割と早めから僕は音楽に興味を持ち始めていました。
その頃はNEW WAVE全盛期、FMからはメジャーなMichael JacksonやMadonna、Princeなどのアメリカ勢と Culture Club、Depeche Mode、Thompson Twins、などといったイングランド勢の音楽もよくFMからかかっていました。TV音楽番組でも海外グループがよく中継出演などしていた時代でしたね。
そしてその頃興味を持ってよく聴いていたのがロンドンを中心としたイングランド出身のグループでした。
Culture Club https://youtu.be/YewVugPHon4 Thompson Twins https://youtu.be/AJDzN4RrSt8
などは本当によく聴いていました。
Culture ClubのBoy GeorgeはよくVivienne Westwoodの服着てたなぁ。

当時はまだ子供でしたが12~13歳頃にはこれって何?どこの服着てんだろ?っていつも思ってましたね、ドルマンスリーブとかジョッパーズ、ロンドンのミュージシャン達のファッションってカッコイイなぁ〜って。
自分の着る洋服に自我が目覚め始めたのもこの頃だったです。
この辺りがきっかけでグッとLONDONっていうワードに敏感になり始め、後にPUNKに出会うことになっていくのですが。

そういえば、LONDON絡みの余談なのですが、僕が小学生の頃父親が貿易関係の仕事をしていた為、海外出張が多く行く度にその国のおもちゃなどを買ってくるようになっていました。
11歳の頃、父がLONDONの出張から戻り僕にお土産だと行っていつもより小さめの袋を渡してきました。
TOWER RECORDと書かれた袋を開けてみるとCD2枚とピンバッチとポストカードが入っており、それは11歳の僕にとっては知らないLONDONのレコード屋から着た未開拓の代物でした。
僕の父はクラシック〜演歌、歌謡曲、海外ポップス、映画音楽を主に聴く人なのでとにかく不信感しかなかったですが。。笑笑
1枚目 Doorsの1st Album // The Doors 当時僕の中では Beatlesと同じポジションでした。なんか聴きやすい枠。
2枚目 Iron Maiden の2nd Album // Killersイングランド産Heavy Metalの大御所です。当時は全く理解不能でしたw名盤中の名盤ですね。僕に取っては8年後くらいからでしたが。
先程ご紹介した父からは想像出来ない『まぐれ』と言いますか 笑、今見てもこんな名盤をタワレコのオススメ棚から取ったにしてもなかなかだなと。
ただ行った事もない憧れのLONDON空気を持って帰って来てくれた父に感謝と共に少しだけ行った気になれたあの時の高揚感は今も覚えています。
父よありがとう、とても感謝しております。

そんな事もありLONDONっていうワードに敏感になり始めていた事から多くのUK音楽を聴くようになります。
そしてPUNKとの出会い、並行してファッションにものめり込んでいきました。
ファッションは15歳頃から変わり始めました。
14歳の頃は先程お話ししていたNEW WAVEからの影響で黒い服ばかり好み、親にはカラスって言われていました。カラスって。笑
15歳の頃に出会ったPUNK(詳しくはまたの機会にでもお話しさせて頂きます)特にSEX PISTOLS https://youtu.be/qj4nYKVK044 は、やはりとてつもない衝撃でしたね。
音もそうでしたが、ファッションではダントツ際立ってました。
ボーカルのジョニー・ロットンは本当憧れでした。
当時の僕には高くて買えないパンクファッションのパイオニアSEDITIONARIES https://youtu.be/sFPI6biUOxk もその頃存在を知りました。
最初は似寄り(ブートや偽物)を買って着ていましたね。。(色々いい勉強になりましたがw)
LONDON出身以外のパンクミュージックの存在も聴いてましたね。
マンチェスター出身のBuzzcocks https://youtu.be/hIQYOHopSbs はだいぶ聴いてました。
マンチェスターという名前を覚えたのもBuzzcocks が最初だった気がします。

マンチェスターにおいてはThe Stone Roses、Happy Mondays、New Order、など1980年代後半から1990年前後にかけてマンチェスターを中心に起こった Madchester ムーブメントで有名です。
特にThe Stone Roses、これもまたどっぷりと音楽からファッションまで染められていました。
マンチェスターについてのお話しも、もっともっとありますが、長くなりますのでこちらもまた次回にお話しさせて頂ければと思います。

ハァ〜。ww
最後にやっとスコットランドですが、個人的にはスコットランド出身グループといえばThe Jesus and Mary Chainなのですが、スコットランドといって忘れてはならないのが、なんと言ってもグラスゴーですね。
グラスゴーにはたくさん良いバンドいます。
Primal Scream、Teenage Fanclub、Mogwai、The Pastels、Belle and Sebastian、Travisなどなど。
グラスゴーを最初に知ったきっかけはPrimal Screamでした。
Bobby Gillespieとにかく好きです。
ファッションやヘアスタイルに憧れたミュージシャンの中の一人でもあって専門学校の頃はだいぶ意識してましたね。

なんだか今回は音楽中心の話ばかりのLINER NOTESになってしまいましたが、いかがでしたでしょうか?
UK (United Kingdom)の音楽、ファッション『 MADEINUK 』なモノに触れていただけるきっかけになれたら嬉しく思います。

それでは今回もLINER NOTES VOL.5 お読み頂きありがとうございました!
それではまた次回 LINER NOTES VOL.6 にて。

VOL.4 https://wizzard.stores.jp/news/61b492273475ed58db0e3176
VOL.3 https://wizzard.stores.jp/news/61aa2ef8b91b75549afa7abd
VOL.2 https://wizzard.stores.jp/news/61a07134b91b75123e2cd5d2
VOL.1 https://wizzard.stores.jp/news/61b9cd652ee5c27732582351